現代社会では、夜遅くまで働かざるを得ない職場も多く、仕事を終えてからも、人付き合いやサークル活動、趣味などを行っていると、深夜を過ぎてしまうことも珍しくありません。
睡眠を遅い時間帯に取らざるを得ない状況に陥りがちなのは、現代の問題としても取り上げられています。しかし、社会全体のリズムが夜型にシフトしているため、なかなかこの状況を改善するのは困難です。それでもなお朝型に切り替えるのは、睡眠の質を向上させ、元気に生活できるようになる効果があります。
人が本来持っている睡眠のリズムは、深夜過ぎにピークが来るようになっています。そのため、深夜には深い眠りにつけるようにするのが合理的なのです。11時過ぎにはベッドに入れるようにし、夜にはあまり趣味などを行わないようにし、やりたいことは朝にやるというリズムを作ることで成功している人もだんだんと増えてきました。
社会に順応していく上では、夜に強くなければならない場合もあります。しかし、それを理由にして、朝型になるのを諦めてしまわないのが大切です。睡眠障害になってしまう人の多くは夜型の生活を送っているという統計もあり、朝型に切り替えるのは睡眠の問題を抱えないようにするために重要と言えます。私生活を見直すだけでも改善される場合もありますが、必要に応じて別の職場で働くのも検討するのが無難です。社会全体としての傾向も、徐々にアフター5を充実させるという考えにシフトしてきているので、朝型を実現しやすい職場が見つかりやすくなっています。